大島がんばらんば日記
Blog

『鋼の橋』 鉄構部品質保証室 M・S

ご安全に!鉄構部 品質保証室のMです。
鉄構部は、公共工事のなかの浮桟橋や鋼鉄製の橋を製作し、
架ける仕事をしています。

品質保証室は、工場で製作された橋の部品(部品といっても10m程度の大きさ)が
図面通りの寸法、決められた品質でつくられているかチェックする部署です。
私が仕事で使っている道具です。

道具選びは重要で、大きくても小さくてもだめです。
精度良く計測出来ることはもちろんのことですが、
自分の間隔としてちょうど良い大きさ重さというのがあるので、
納得した物を使うようにしています。
これらの道具をつかって溶接に不具合がないか、徹底的にチェックします。

部品が完成したら、工場の中で一度組立を行います。
この作業を仮組立てといいます。

仮組立てを行うことで、取り合いの不具合がないか全体的な確認をします。
このときに設計図通りに出来ているか全体の寸法を確認します。鋼は温度によって伸び縮みするので、全体の温度が一定になる夜間に計測を行います。寸法精度は非常に高く、たとえば50mで誤差±1cmに収まるように製作しています。

我々の部署での仕事内容はあまり目立たないものですが、
社会資本として長期にわたって使われるものですから、
そのための品質が必要です。
これからも良いものをつくっていきたいと思います。

関連記事

『もうすぐ架けるよ!スタンバイOK!?』 鉄構部計画課 Y・T

ご安全に!鉄構部計画課のYです。 私は船ではなく、橋梁を担当しています。 今回は現在担当している「田尻高架橋」についてご紹介します。 この橋は、長崎県雲仙市から諫早市にかけて建設が進められている 「愛野森山バイパス」の一 …

続きを読む 

『橋梁を訪ねて』CS推進課 S・E

ご安全に!鉄構部 CS推進課のSです。 現在は、主に入札前の積算業務を行っています。デスクワークが増えて 現場に出る機会も少なくなりました。 今回のブログを機に、過去に担当した橋梁を訪ねてみましたので報告します。 長崎市 …

続きを読む 

『私の業務(海上試運転)と趣味』 工作部運転課 O・N

ご安全に。入社7年目のOです。 私は工作部運転課に所属しており航海士として働いています。 主な仕事は船を動かすときの作業員の手配や海上試運転、進水作業等を行っています。 今回は海上試運転について少し紹介します。 自船のポ …

続きを読む